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胆管がんにも効くNK細胞治療の特徴とメリット

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NK細胞療法とは

人間の体には、元々備わっている自然免疫という自己防衛能力があります。中でもリンパ球の一種で、ナチュラルキラーとも呼ばれるNK細胞は、高い察知能力と殺傷能力を合わせ持つ頼もしい存在です。血液の中にあるNK細胞は、謂わばお巡りさんのような役割を果たしており、体内を巡回しながら見つけたがん細胞やウイルスを攻撃してくれます。血中にあるリンパ球の約20%ほどがNK細胞であると言われ、暴走を始めたら体が恐ろしいダメージを受けそうですが、独自のアンテナを持っているため、健康な細胞を攻撃する事は滅多にありません。このNK細胞はがんの治療に幅広く活用され、胆管がんのような初期症状が乏しいがんに対しても、採取した血液を培養し、活性化させた状態で体内へ戻す事でがん細胞を減らす効果が期待できます。

ナースと患者

NK細胞療法のメリット

胆管がんは加齢に伴い発生リスクが上昇して行くため、高齢で発症した場合には治療による副作用や体力低下が懸念されます。NK細胞を活用する上で最も大きなメリットは、副作用のリスクが少ない事です。がんの治療を行なっていくと、様々な薬の影響で体調が悪化してしまいますが、体内に元から存在している細胞を使うNK細胞療法では、治療による体調悪化が起きづらいとされています。また、これは強みでもあり弱点でもあるのですが、NK細胞は人間の感情で効果効能が変化してしまう性質を持っています。ネガティブな感情を抱くと活動が衰え、逆にたくさん笑うと脳内で作られたペプチドが血中のNK細胞に作用する事で活性化するので、治療中はできるだけポジティブシンキングを心掛けると良いでしょう。